JAPAN Organic 国産オーガニックをもっと身近に─ IN YOU

JAPAN Organic

国産オーガニックをもっと身近に、生活の一部として感じてもらいたい。日本国内のオーガニックに携わる方々や知識人へインタビューをして、素晴らしさを探るこの企画。今回は、株式会社インユーの松浦 愛社長に、オーガニックの魅力について伺いました。

オーガニックとの出会い

You&Organic編集部(以下Y&O編集部): 松浦社長がオーガニックに出会ったきっかけはなんですか?

オーガニックとの出会いは私にとっては、とても自然なものでした。
はじめから出会うべくして出会った恋人との出会いのようにナチュラルなもので、「ある日、自然な流れで必然的に出会った」という表現が、相応しいかもしれません。その時の印象は、「未知の世界」「ワクワクすること」そんな気持ちでした。でも知れば知るほど、のめり込んでいく、もっと知りたいと思う・・。
本当に恋愛みたいですよね。そして私は、その後「一生涯かけてこの仕事をしたい」と心から思いました。それが私にとっての「オーガニック」との出会いです。

| オーガニックについて

Y&O編集部:オーガニックの魅力とは何だと思いますか?

オーガニックの魅力は、たくさんあります。
しかし、一番の魅力は取り入れた人も、もらった人もみんなハッピーになることと、「悪いことは何もないこと」ではないでしょうか。これを私は「愛の循環」という言葉でよくお伝えしています。愛の循環は、一言で言うなら、愛が全世界に広がっていくイメージです。例えば私たちが今運営している「IN YOU Market」もそうです。我々のサービスを使っているエンドユーザーは手に取った時、使った時に最大の喜びを感じますし、世の中に広がるべき「本質的なモノ」がユーザーに売れれば、作り手は潤いますよね。そうすれば、また新しい素晴らしいものを生み出すことができるようになる。そして、環境に負荷が少ないものが、オーガニック商品には比較的多いので、ケミカルなものを使い続けるよりも、植物や動物、そして環境への負荷を減らすことにつながる。これが循環です。

愛というものは、自分一人で作ることができても、受けとる相手がいないと、たちまち無意味なものとなってしまいます。「愛を受け取ってくれる相手がいてこそ、本物の愛を継続させることができる」そう思うのです。私は、オーガニックとは単なる食品やコスメのことではなく、「生き方」だと考えています。生き方というのは人それぞれ千差万別。しかし、一人一人が自分にとっての「本質的な生き方」に出会うことこそが、オーガニックのゴールです。
オーガニックを訳すなら本質的な生き方。オーガニックは「自分が自分に出会うための方法論」だと思っています。しかも自分が自分に出会って、自己満足で終わりじゃない。その先に、自分の愛が伝染して「愛の循環」が生まれるのです。また、もう少し具体的なことですと、オーガニックグッズは、恐らく「年代性別問わず、誰にあげても特別なものとして喜ばれる。」これは自信を持って言えます。差し上げて嫌がられることは、まずない。弊社は「IN YOU Market」というオーガニックストアを運営しているのですが、「家族や大切な人にも自信を持ってお勧めできるものだけを扱う」というコンセプトで運営をしています。例えば「IN YOU Market」を自分で使って誰かにプレゼントすることもあります、そうすると、真っ先に「えっこれ全部、オーガニックなの?わーい!」「こんなに美味しいの、はじめて!」「安心して使えるから嬉しい!」などと、本当にどんなプレゼントをあげるよりも喜ばれることが多いのです。そんな時「ああ、オーガニックってやっぱりいいな」としみじみ思いますね。これも一つの循環なんです。

| オーガニックの展望

Y&O編集部:今後、日本にオーガニックがさらに浸透していくためには何が必要だとお考えですか?

抽象的な表現となりますが、「愛」と「共有」と「協力」です。そして「諦めない力」ではないでしょうか。

  • 愛・・・愛がないと、本質的な良いものは作れません。
  • 協力・・・自分ひとりでできることは限られています。信頼できる人との協力関係が必要です。
  • 共有・・・愛があってもその喜びを共有する相手、感動を共有する人がいなければいくら良いものも、広がっていかないでしょう。
  • 諦めない力・・・どんな困難があっても、続けていく、前に前に進んでいくという力がとても重要です。

オーガニックが本当の意味で拡大するために、このどれもが欠けても、決して広がっていくことはできないと思うのです。そして持続可能にもなりません。
きっと、このうちどれかが抜け落ちた本質的なことを忘れてしまった人も、世の中には、たくさんいらっしゃいます。

  • 相手のことを考えず、私利私欲だけに走る人
  • 愛を差し置いて、消費者の幸せのためではなく私利私欲のためにモノを作る人
  • 協力をせず自分のことばかり考えてしまう人
  • 共有をせず自己満足のために喜びを独り占めしてしまう人

あなたの周りにもいらっしゃいませんか。
でも確実にそういう人たちは、いつか淘汰される、そのような時代がまもなくやってきます。なんのために「その仕事」があるのか。「私の仕事」は誰を幸せにしているのか。今後健康の知識や医療技術が進み、寿命が長くなればなるほど、きっと私たち人間はそんな葛藤に悩まされる日がくると思います。そんな時、どうせなら自分だけでなく、人が幸せになることをやりたい、そんな人が増えていくことを私は願います。諦めない力、これも意外と一番大事だと思います。
業界にはとてもいい人たちが多いのです。でも、諦めてしまったりスピード感を落として、前に進むためのチャレンジすることをやめてしまったりする人もいます。とても勿体無いなと思うのです。だって、せっかくいいことをやっているのだから。私も含め、挑戦していくことを怖気付かず前に進んでいきたいですよね。

IN YOU journal 」「IN YOU Market」とは

【IN YOU journal】

IN YOU journalは「全ての人にオーガニックな暮らしを。」を基本理念とした、日本最大級のオーガニックメディアです。
「消費者から社会を変える」をコンセプトに、健やかな毎日を送るために必要な、今すぐ使える食と暮らしの知恵をお伝えしています。取り上げる題材は幅広く、ヘルスコンシャスな読者からは「毎日欠かさず読んでいる」「辞典として使っています」の声も。
https://macrobiotic-daisuki.jp/

【IN YOU Market】


IN YOU Marketは、「家族や大切な人に自信を持って贈りたい」と心から思えるもののみを扱う「全ての人にオーガニックな暮らしを」をテーマにした、オーガニック・オンラインマーケットプレイスです。
何気ない買い物という些細な行動が、全て日本やこの世の中を変えるための大事な第一歩に繋がっているという「買い物は投票活動である」という理念のもと、サービスを創っています。
https://inyoumarket.com/

PROFILE

松浦 愛さん/株式会社インユー代表取締役社長

「全ての人にオーガニックな暮らしを」を理念に掲げ、国内で最大級の知名度を誇るオーガニックウェブメディアIN YOU、オーガニックイーコマースIN YOU Marketなどを展開。大学卒業後、新卒時代に心身のバランスを崩した経験からオーガニックや食の必要性に気がつく。インターネットベンチャーの新規事業立ち上げセールスやマネジャー職に数年間従事した後、オーガニックの大切さをこの世に広めたいとの思いから、インユーを創業するに至る。ミッションは、「違和感のない本質的な人生を送るための多種多様な情報を全世界に向けて発信し続け、人々が心と体を接続できる機会を提供し続ける」こと。趣味は乗馬、アート、グルメ、音楽鑑賞。


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