JAPAN Organic 国産オーガニックコスメの価値とは−BIO HOTELS JAPAN

JAPAN Organic

国産オーガニックをもっと身近に、生活の一部として感じてもらいたい。
日本国内のオーガニックに携わる方々や知識人へインタビューをして、素晴らしさを探るこの企画。今回は、 BIO HOTELS JAPAN(一般社団法人日本ビオホテル協会)代表、CIRCULAR ECONOMY JAPAN 代表、株式会社ビオロジックフィロソフィ代表取締役 中石 和良さんに、国産オーガニックの魅力について伺いました。

| 他の化粧品と、 オーガニックコスメの違い

You&Organic編集部(以下Y&O編集部): 他の化粧品と比較して、 オーガニックコスメの優位性は何だと思いますか?

再生可能である植物や生物を主原料とすること、環境と生産者に負荷の無い原料生産であること、透明性が明確であること、健康に悪影響を与える可能性がある原料を使用していないこと、以上の4点がまず挙げられます。
そして、自社の製造工程はもちろんサプライチェーンにおける環境負荷に配慮していることや、使い捨て容器への対応にも積極的であることが加わると思います。(自然由来成分を原料したものと石油を原料にした同一の化合物の違いについては、専門家にお任せします。)
いずれにしろ、グローバルメーカーや国内大手メーカでは、オーガニック&ナチュラル系コスメの割合をどんどん増やしていくと思われ、今後はコスメ市場においてこちらがメインストリームになっていくものと思います。

| 国産オーガニックの価値

Y&O編集部: オーガニックコスメの中でも 「国産」 の価値はどのような部分にあると思いますか?

トレーサビリティ(透明性確保)、安心感、カーボンフットプリント、日本の農業再生、国内製造業の活性化、日本人の体質にあった製品、日本在来の植物利用等、様々に価値があると思います。
日本人にとっては、国産オーガニック&ナチュラルコスメが最も良い選択肢のはずです。

| 今後の日本のオーガニックは?

Y&O編集部: 今後の日本でのオーガニックコスメの展望はどのようにお考えですか?

質問では「オーガニックコスメの展望」となっていますが、私からは「オーガニック&ナチュラルコスメ」という視点で話をさせていただきます。国産コスメにおいては、国際的オーガニックコスメ認証機関による認証製品は非常に少なく、今後も一気に増えることは難しいと考えているからです。
欧米を中心とする先進国では、石油等の枯渇原料の使用から生物由来の再生可能素材への移行が進んでいることや、環境と健康への配慮としてグローバルメーカーや大手小売流通業において有毒な化学物質の管理や使い捨て容器の排除が徹底し始めています。さらには、製品そのものの持続可能性だけではなく、メーカのサプライチェーンにおける持続可能性や企業理念にまで、顧客の評価が広く多岐に渡っています。そして、メーカや小売事業者のこう言った取り組みは、生活者の製品購入にも影響を与え始めています。
このような動きは、近いうちに日本のコスメ業界でも起こるはずです。
尚、国内のオーガニックコスメに関しては、現状、海外の国際的認証機関認証の取得が難しいため、オーガニック&ナチュラル&サステナブルコスメという分類による広がりを意識すると良いと思っています。
いずれにしろ、オーガニック&ナチュラル&サステナブルコスメの市場規模は広がっていくと考えています。


PROFILE
中石 和良 さん/BIO HOTELS JAPAN(一般社団法人日本ビオホテル協会)代表、CIRCULAR ECONOMY JAPAN 代表、株式会社ビオロジックフィロソフィ代表取締役
生活者へのライフスタイル提案と、産業界に向けてのサステナブルな製品・サービス供給コンサルティングという、SUSTAINABLE CONSUMPTION & PRODUCTIONに両面から取り組んでいる。



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