意外と多い「PMS」とは?

妊活

あなたは生理前になると、不快な症状があらわれることはありませんか?
ひどい生理痛やイライラ、気分が滅入る、肌トラブルや頭痛、めまい、膨満感など……。
それ、もしかすると「月経前症候群(PMS)」かもしれません!

月経前症候群(PMS)とは?

月経前症候群とは、排卵から月経開始までの時期にあらわれる身体的・精神的不快な症状のことを指します。
不快な症状が繰り返し3ヵ月以上続き、日常生活に差し支えるほどの場合に、婦人科で診断されます。
具体的な身体的症状として、胸が張る、下腹部の痛み(生理痛)、眠気、肌荒れ、身体のだるさ、むくみ、便秘、肩こり、頭痛などが挙げられます。
精神的な症状としては、イライラ、抑うつ、集中力の低下、無気力感などです。
月経前症候群は特別な「病気」ではなく、排卵のある女性であれば誰でも起こりうる症状です。
ただ、その症状には個人差があり、先ほども述べたように日常生活に差し支える場合には、はっきりとした診断のもと、治療を受ける必要があります。

月経前症候群(PMS)の原因は?

月経前症候群の原因として、女性ホルモンの変動が関係しているのではと考えられています。

・女性ホルモンの仕組み
排卵から月経までの期間を、「黄体期」と言います。
この黄体期に入ると、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。
そして、これらのホルモンは黄体期の後半には急激に低下します。
この低下が脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こし、それによって月経前症候群が起こると考えられています。
また、女性ホルモンの変動以外にも、ストレスやその人の性格、生活習慣なども、月経前症候群を悪化させる要因になると言われています。
しかし、はっきりとした原因は解明されていないのが現状です。

症状をやわらげる方法ってある?

月経前症候群は、はっきりとした1つの原因によって起こるものではありません。
ですから、少しでも思い当たる原因があれば、それを解消していくのが良いでしょう。
もし、食生活が乱れているのならば、バランスのとれた食事をとるようにするのも効果があるかもしれません。
特に、ビタミンやミネラル不足の人は、要注意です。
また、タバコをやめてみることや、適度な運動をしてみるのも良いでしょう。
ストレスの解消にもなるヨガは、体幹を鍛えることも出来るので、一石二鳥ですよ。
冷えを防ぐために腰回りを温めたり、水分を多めにとってみるのも、効果が期待出来ます。
妊活中でなくても、基礎体温をつけて症状などを記録していけば、あなたのリズムがわかってくるのでお勧めです。
記録しておけば婦人科に受診する際にも役立ちますし、生理不順であることが判明することもあります。
さらには、リズムが崩れた時にも早く気がつくことが出来ますから、将来の妊娠のためにも必要なことです。
月経前症候群は、月経が終われば症状がなくなるという人が殆どです。
ただ、期間限定とは言え、やはりつらいものはつらいですよね。
ですから、何をしても改善されない場合や、生活に困難を感じるほど強い症状の場合は、我慢せずに婦人科を受診することをお勧めします。

治療方法は?

婦人科で月経前症候群と診断された場合、その人の症状などによって薬を処方されることがあります。
薬による治療法として、頭痛や腰痛がひどい場合には鎮痛剤、イライラには抗不安剤、うつの場合には抗うつ薬などが処方されます。
また、低用量ピルや低用量エストロゲン・プロゲスチンで排卵を抑制し、ホルモンの変動差を少なくすることもあります。
それ以外にも、漢方薬を処方されることもあります。
市販の薬でごまかす人もいると思いますが、出来ればきちんと医師の診断を受け、処方してもらった薬を飲むのが良いでしょう。
特に妊活中の方は、妊娠初期に気をつけた方が良いお薬もありますから、妊活中であることを伝えて処方された薬の方が安心です。

妊活中の人もそうでない人も、まずは自分のリズムを把握し、何か気になることがあれば恥ずかしがらずに婦人科を受診することが大切と言えるでしょう。

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