JAPAN Organic 国産オーガニックをもっと身近に─ オーガニック料理教室G-veggie

JAPAN Organic

国産オーガニックをもっと身近に、生活の一部として感じてもらいたい。日本国内のオーガニックに携わる方々や知識人へインタビューをして、素晴らしさを探るこの企画。今回は、オーガニック料理教室G-veggie代表のはりまや佳子さんに、国産オーガニックの魅力について伺いました。

|オーガニック(マクロビ)との出会い

You&Organic編集部(以下Y&O編集部):「オーガニック(マクロビ)」との出会い、また今のお仕事を始めたきっかけを教えてください。

今から17年前の2003年、アメリカ人の前夫がC型肝炎から進行した、肝硬変という現在の医学では完治できない不治の病と診断されました。肝硬変は進行性の病で、治療をしないと「肝臓がん」になってしまうと医師から説明をうけ、すぐにインターフェロン療法をはじめたのですが、残念ながら治療が体に全く合わず副作用ばかり出てしまって、たった3ヶ月で治療を断念せざるを得なくなってしまいました。そんな時に友人が「マクロビオティックでガンが治った人がいるので、ガンの一歩手前の肝硬変だったら治る可能性があるかも」と勧めくれてことが、私とマクロビオティックに出会いです。はじめは自己流でマクロビオティックを実践していましたが、前夫の病気を治すためには本格的に勉強しなければと思い、今から15年前の2005年8月に長年勤めていた出版社を退職し、アメリカのクシ・インスティテュートに留学。世界的に通用するインストラクターの資格を取得し、2006年3月に大田区蒲田の自宅で、料理教室を開業しました。

|オーガニック(マクロビ)料理の魅力

Y&O編集部:「オーガニック(マクロビ)料理」を推奨している理由は何ですか?具体的に何が変わるとお考えですか?

私が代表をつとめるオーガニック料理教室G-veggieでお教えしているオーガニック料理は、日本の伝統的食養生法のマクロビオティックの陰陽五行理論をベースにしています。マクロビオティックと聞くとストイックな食事制限というイメージがある方もいらっしゃいますが、実は目的の違う2つのマクロビオティックが存在しています。ひとつは現代の医学で治癒が難しい病気を治すための「治病のためのマクロビオティック」。このマクロビオティックは、肉・魚・卵・乳製品・白砂糖・アルコールなど、病で弱った体に負担のかかる食品の摂取を極力控えるという、厳しい食事制限があるものです。もう一つは、冷え症・便秘・肩こり・腰痛・生理不順・頭痛・慢性疲労・気分の落ち込みなど、すぐに治療が必要な大きな病気ではないのですが、なんとなくの不調を抱える「未病」の人が取り組む、マクロビオティック。私がお教えしているのは、後者の「未病治しのマクロビオティック」ですので、厳しい食事制限は一切ありません。私たち現代人は心には「ストレス」、体には「未病」を抱えながら生きている方がとても多いので、バランス・バラエティー・タイミングを重視した、美味しく楽しいオーガニック料理の実践を推奨しています。オーガニック料理を食べれば、血液の質がグーンとよくなるので、どなたも本来の健康な心と体を手に入れることができ、笑顔と幸せが溢れる毎日が送れるようになります。

| 日本のオーガニックの展望

Y&O編集部:今後、日本にオーガニック(マクロビ)料理が広がっていくためには、何が必要だとお考えですか?

You are what you eat. 人間は食べた物のようになります。
私たちの心と体の不調の原因は、食生活のバランスや質の悪さによって引き起こされていますので、毎日口にしている食べ物について正しい知識を持つことが大切です。現代は情報化社会なので、食や健康に関する情報がテレビや雑誌、インターネットにも溢れていますが、その情報を有効に活用して健康になるためには、まずは自分が食に対する「正しい知識」を習得し、情報を取捨選択する力が必要です。オーガニック料理教室G-veggieでお教えしているマクロビオティックの理論は、私たち日本人が先祖代々、脈々と培ってきた日本人の「食と暮らしの智恵の集大成」。その理論に加えて、オーガニックという「食べ物の質」にこだわる知識を身につけ、自分の心と体と真摯に向き合えば、どなたでも本来の健康な状態にもどることができます。健康は自分の力で築くものですので、外からの情報にまどわされることなく、自分の心と体の「内なる声」を聞くことが必要だということに、一人でも多くの方に気が付いていただきたいと願っています。

| 日本オーガニックライフ協会、G-veggieとは

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標で、注目を集めている持続可能な開発目標(SDGs)は、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは開発途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいますが、私たち日本オーガニックライフ協会とオーガニック料理教室G-veggieでは、2030年までの間に、「自然と調和したオーガニックなライフスタイルを実践して広める人」を、累計10,000人育成することを、目標に掲げて活動しています。

オーガニック料理教室G-veggie/ 〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11 / Tel   : 03-6715-8772/fax : 03-6733-8760 / HP:http://g-veggie.com Mail  :macro@g-veggie.com 【4月開講】オーガニック料理基礎コース 生徒募集中https://www.g-veggie.com/basis-course

PROFILE

はりまや佳子さん/日本オーガニックライフ協会代表理事・オーガニック料理教室G-veggie代表

2005年、アメリカのKI(クシ・インスティテュート)キャリアトレーニングプログラム・レベルⅢを卒業し、インストラクターの資格を取得。
2006年より大田区東蒲田の自宅にて、オーガニック料理教室G-veggieを主宰。
15年目を迎えた現在は、毎月200名以上生徒さんが海外・日本全国から通ってきている。
著書:「幸せわんこの健康ごはん~愛犬のかんたんマクロビオティック手作り食」(WAVE出版)
「美人になるグリーン・ベジ・クッキング」(主婦と生活社刊)


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